MAT TECH NX3 V1.0


ここに写真



買った数は1個です。その1個が起動失敗が続くようになりました。
一日の最初の電源投入でつまづきます。
送信機のスティックを動かすと、サーボは動きます。でもOFF以外の
ノーマルモードとAVCSモードで、GYRO成分が加味されません。
電源再投入を五〜六回繰り返すと、そのあたりで正常起動します。
一度正常起動すると、その後半日くらいは正常に動くようです。
とにかく使用中止しました。



○ 設置搭載
正面、背面積みができます。前後は入れ替わってもいいようです。
(サーボコネクタ側が前でも後ろでもOK)
横倒し積みはできません。
(プロフィール機の胴体側面にペタンコ貼るような積み方はできません)
(プロフィール機好きの当方には少し痛いです)

○ モード
ノーマル、AVCSヘディングロック、OFF
(ノーマル: Rate Mode)
(AVCSヘディングロック: HOLD mode for attitude hold)
(OFF: transmitter directly、スイッチ位置は3ポジションの中間)

○ 接続
AILE 2in, 2out
SBUSはナシ

○ 設定など
ウイングタイプの切替:dip-sw
GYRO ディレクションの切替:感度兼用トリマVR
感度調節(ゲイン):ディレクション兼用トリマVRとモード切替のAUX複合

モード切替の信号をリモートGAIN調節としても使っています。
まず、モード切替のスイッチのエンドポイント(トラベルAdj.)を百にしておきます。
そして、許容最大ゲインをGYRO本体のトリマVRで設定します。
さらに、モード切替スイッチのエンドポイントを百から減じることで
リモートゲイン調節が可能になります。

例えば)
1. モード切替スイッチのエンドポイントを百にしてVRで最大ゲインを設定
2. エンドポイントを80にしたら、1のときよりゲインが減少する
3. エンドポイントを50にしたら、2のときよりもゲインが減少する
こんな感じです。
エンドポイントをゼロにしたらどうなるの…?
スリーポジションスイッチの中央がGYRO offなので、エンドポイントをゼロに
したら、結果的にGYRO offになります。

キァリブレーションが必要
初期搭載後やトリム・サブトリム変更後などにキァリブレーションが必要とされています。
方法は送信機のモード切替に割り当てたスイッチを一秒間以内に三回切り換えます。
大切な送信機のスイッチが壊れそうでとても嫌な操作です。
モードスイッチは中間がGYRO offで、このキァリブレーション操作では
端〜端のノーマルモード〜ヘディングロック(HOLD)までを切り換える必要があります。
これを怠ると、ヘディングロック(HOLD)モードに入れた際に、動く必要がないのに
ある舵がにゅぅ〜っと端まで不自然に動いていってしまうことがあるようです。

○ AILE切替
「AIL2」というdip-swの意味合いがいまのところ不明です。
スイッチがどちらの位置にあっても「AIL-OUT」と「AILR-OUT」の両方に
GYROが効きます。

○ ケース
ケースは消しゴムのケースによくあるような、比較的やわらかい素材です

○ サーボが謎のケイレン→受信機をチェック
たまたま手元でのセットアップ中に体験しました。
GYROに通電して、初期設定の数秒間が過ぎて、GYROが動作を始めると
毎回激しくGYROを通している全サーボが震えます。
モードスイッチに関わらず、GYRO offにしていてもサーボが震えます。
確かめたら、受信機の出力が高速PPMになっていました。

ここに写真
上の写真右側の71(Hz)・14(mS)の普通PPMならいいのですが
写真左側の142(Hz)・7(mS)の高速PPM信号だと上の不都合が起きるようです。
手元の受信機を初期化したらGYROも正常になりました。
このあたりは各販売店の注意事項にちゃんと書かれていましたね、てへっ。

○ 少しズレる
テスト中、モードにより、ある舵のニュートラルが少し変化することがありました。
具体的には、エレベータのニュートラル位置が、ノーマルモードを選択した場合だけ
変化しました。
送信機のモードに割り当てたスイッチをGYRO offの状態→ノーマルモードに切り替えた途端
にエレベータが「ピコっ」と動いてニュートラルが少しズレる感じです。
(前にFC130でも同様のことがありました)
キャリブレーションを通せばなくなるかと思って行ったのですが、
解消しませんでした。
(スイッチをガチャガチャ動かすキャリブレーション操作について、)
(当方のやり方が悪く操作が有効になっていないのかもしれません)

もしこれが起こると、飛行中にGYRO offとノーマルモードの両方を使う人には
不便だと思います。(トリム量にもよりますが)トリム2〜4コマ分くらいズレます。

○ 使った感覚
主にノーマルモードの主観ですが、よかったです。




○ 試した機体

1. ホクセイモデル PRIMUS 48インチ EPP v5

ここに写真




○ 各事項

・販売店
KK Hobby
RC airliner38など、多数

・LINK
maker
http://www.gdszmat.com/English/
製品
http://www.gdszmat.com/English/Product/024759650.html
manual
http://www.gdszmat.com/English/html/9150644014.html